カナダ・ユーコン 2003 夏

11. ホワイトホース 〜 バンクーバー


6/28 (土) 曇りのち晴れ

ホワイトホースの街角

若干窓を開けて暖房の熱を逃がした甲斐あって、今回は熟睡できた。
メインストリートの画像をバックに、延々と文字情報を流すローカル TV を眺める。
今日のピックアップは 13時で、それまではフリータイム。
が、なんとなく集団行動のクセが抜けなくて、朝食後、全員で S.S.KLONDIKE 号まで行くことにする。

ホテルから KLONDIKE 号までは 1km 少々。
これでホワイトホースの街を北から南へほとんど縦断したことになってしまう。
昨夜のパーティーに半袖で行って寒い目に遭ったのを反省し、フリースを着込む。
今朝の街はユーコンのキャンプ地よりも寒いぞ。

S.S.KLONDIKE号

ユーコン川で沈んだフネの上半分を持ち帰って復元している KLONDIKE 号。
地球の歩き方 カナダ西部編では「無料」となっていたが、 実際はガイドツアー($19? 忘れた)のみの模様。
とゆわけで、記念写真のみ撮って中には入らず (^^;

観光客らしく駐車場にあった土産物屋を物色。
写真集等にココロ動かされたが、重いし高いのでガマンして
「YUKON OFFICIAL BIRD」と書かれた下手くそなモスキートの絵の描いてあるマグカップを購入。

ここで、一旦解散して自由行動となった。

林゛さんとグリズリーちゃん

まだ Infomation を見てなかったので寄ってみる。
建物は大きくかなり立派なものだ。準州の州都だけのことはある。
砂金のサンプルや各地の情報のパネル、各種アクティビティの案内も充実している。
中でも PR 用の映画が迫力があって良かった。
思わず、受付のおねいさんにビデオで売ってないのかと聞いてみたが、残念ながらないとのこと。

続いて MacBride Museum に入る。
こぢんまりとした博物館だが、イチオシはユーコンに棲む野生動物の剥製だ。
小はリスから大はグリズリーまで網羅。なかなかの見応えだ。
地下のゴールドラッシュ時代の展示も良かった。

川下り中に壊れてしまった眼鏡の鼻当て部分を直すべく、メインストリートで店を探すが発見できず。
ATM で少々現金をおろす。CitiBank 提携カードなので現地通貨が引き出せるハズ。
建物のドアが開かないのに戸惑ったが、他の人の行動を見て、ドアにもキャッシュカードが必要なのが分かった。
12 時近くになってしまったので、マクドナルドでテキトーなセットを買ってホテルに戻る。

Don と David と

部屋でパッキングをしつつハンバーガーを食べる。万国共通の味で不味い(笑)
持ってきたハズの文庫本と醤油・ワサビは結局見つからず。どこかで無くしたようだ。
( 帰国後、バックパックの中から発見。スーツケースに移し忘れただけ )

13時。ガイド3人が迎えに来てくれた。
2台の車に分乗して空港へ。

ロビーにてお別れタイム。
最後のプレゼントにカヌーのピンバッジを全員にくれた。ありがとう。
ほんとに楽しいツアーだったよ。
ここで YAS ともお別れ。彼はしばらくホワイトホースに残るそうだ。

雪山をひとっ飛び

厳しい荷物チェックを経て機内へ。
今回も窓際でナイス♪しかも隣りは空いている。
鈴は何故か行きも帰りも 1-A のスーパーシートだ。いいな。

ホワイトホースの街はあっという間に雲の下に消えてしまった。
しばらく飛ぶと、眼下に雪山と氷河が見えた。コースト山脈のようだ。
バンクーバー着陸前には富士山にも似た山がよく見えた。

無事にバンクーバー到着。
外に出ると夏だった。気温が 10度近く違うだろう。暑い〜

今回のツアーでは、宿のグレードダウンと空港 - ホテル間の送迎を省いてコストダウンしている。
そのため、エアポーターのバスに乗ることにした。($12/一人)
チケット購入でどたばたしたけど、予定通りに搭乗。
後から思えば、リムジンに乗った方がかえって安かったのだが、これも経験。まぁいっか。

ロブスター♪

Granville Street 沿いの Howard Johnsonにチェックイン。
「晩飯はシーフード」と話がまとまる。恵子ちゃんが受付のおねいさんに聞いたところ、
a kettle of fish という店がオススメだという。しかも歩いて行ける距離。

鈴の危うい道案内のもと、少々迷いつつも店に到着。
人気があるらしく満員だったので、店頭で並んで待つ。
通りを眺めるとさすがに都会。ホワイトホースと比べると高級車が多いな〜

なかなかの高級店だったが、やるときゃヤルよと、思い切ってメインにはロブスターをオーダー。
んむ、なかなかイケる。各自別メニューを頼んでいろいろ食べ比べ。
しかし、空きっ腹で飲んだ白ワインが急激に回ってしまい、視界が狭くなる。
ヤバい〜やむなくトイレでリバース (T_T) (お食事中の方、ごめんなさい)

店を出ると外は暗かった。おお!夜が暗いぞ!!
白夜圏内を出たのだなと実感。
酔いはほとんど醒めて、海風が心地よい。
ホテル近くのセブンイレブンで買い出し後、ホテルに帰還。
皆、疲れていたようで、特に夜遊びもせずに眠ったようだ。


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