OGIN's IZU Information ( 偏った伊豆案内 )
- 伊豆の七不思議 -
「伊豆の七不思議」と呼ばれるものについて、ヒマをみて研究しています。
しかし、メジャーなものとそうでないものがあるようで、まだ全部の確定はできていません。
これまでの調査でわかったことと、ゆくゆくは現地レポートを載せていく予定です。

確定分

  1. 大瀬の神池 (沼津市)

    一番メジャーかな
    海に囲まれた細長い半島なのに真水が湧き出すとゆう池。 水面は海面よりも低く、しかも底なしらしい…
    確かに、淡水で大きな鯉がうじゃうじゃと泳いでいる。

    入場料(拝観料か) 100円ナリを払わないと見に行けないのが難点

  2. 石室権現/石室神社 (賀茂郡 南伊豆町)

    伊豆半島最南端、岬の断崖に建っている神社。
    流れ出た溶岩が覆いかぶさり、 いまにも押しつぶされそうな石室神社がある。

    江戸と紀州を往来する千石船が石廊崎沖で嵐にあい、 権現の加護で救われて帆柱を奉納したと伝えられる。
    千石船の帆柱でできた土台は伊豆七不思議のひとつ。

    参考 : 南伊豆町名所一覧

  3. 手石の阿弥陀 (賀茂郡 南伊豆町)

    手石の浜に妻を亡くし3人の子供を抱えた七兵衛という漁師が住んでいたが、 末っ子が重病で倒れ、お寺の本尊に願をかけて朝夕祈った。

    ある夜の夢に「洞窟の海底にあるアワビを取って食べさせよ」 という お告げがあり、小舟で洞窟に入ると奥の暗闇に金色の光が三筋輝き、 三体の御佛が現われ、ひれ伏していると舟の中に沢山のアワビが投げ込まれ、 これを食べて末っ子の病も治り、村人たちによって阿弥陀三尊のご来迎として語り伝えられた。

    参考 : 南伊豆町名所一覧

  4. ゆるぎ橋 (賀茂郡 西伊豆町)

    今から1、200年も昔の天平の頃、紀伊の国熊野から流れてきた海賊の一団が 堂ヶ島を隠れ家として沖を通る船や村人達に盗みや乱暴の 狼籍の限りをつくしていた。

    これにたまりかねた地元民が、海賊の酒盛りした後の寝静まった夏のある夜、 海賊船に小船で近づき火矢で焼きはらった。
    海賊の頭目である黒麻呂は、やっとの思いで堂ヶ島に泳ぎつき、 この橋の中程を渡って逃げようとした時、この様子を見ていた薬師様が、 大地震の如く橋を大きく揺さぶると海賊は驚き叫びながら谷底にのめり落ち、 たちまち動けなくなってしまった。

    早速薬師様は、黒麻呂を呼んで「人の道」「仏の教」をやさしくさとし改心させた。
    この橋は、心良からぬ人が渡ると揺れると伝えられ「ゆるぎの橋」の名がついた。 一説には生理時の婦人が渡ると橋が揺れるとも伝えられ また、この橋板を削って火をたくと子供の夜泣きがなおるとも言われた。

    参考 : 西伊豆町観光情報

  5. こだま石 (田方郡 函南町)

    戦国も終わった頃、母と子が函南の日金峠を超えて、熱海まで野菜を売りに 出掛けては生活を営んでいた。
    途中、行きも帰りも必ず一休みする格好の石があった。 この石の陰で二人は楽しかったこと、悲しかったことを話し合い、 二人の話を石が黙って聞いていた。

    母は仕事がもとで病になり、帰らぬ人となってしまった。 子は、その悲しみをこの石に訴えた。
    すると、母の魂がこの石にのり移ったのか、 石の底から子の名を呼ぶ声がしたと言われ、 誰いうことなくこだま石と呼ばれるようになった。

    参考 : 函南町観光情報


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