沼津港〜江浦湾〜内浦湾〜西浦あたりまでの総称。
OSKA (Oku-suruga bay Sea Kayak Association) の本拠地。
波は比較的穏やかで初心者にも向くが、西風の強い時はそれなりに大変。
漁船、観光船、ヨット、ウィンドサーフィン、ジェットスキーも多し。
人工物が多く、雄大な景色は期待できないものの、富士山の眺めは良い。
港以外の上陸可能な地点は比較的多いので、日帰りツーリングに向く。
淡島 は私有地なので上陸不可。
また、スカンジナビア号 の周りは一周できる。
小規模が多数あり |
我入道、西浦木負 |
ダイビングポイントとしても超有名。海水浴場の砂浜は非常にエントリーしやすい。
潮の流れが複雑な場所で、場合によっては田子の浦方面への強い潮流があるので注意。
岬の中と外では状況は一変し、外側は高い崖が連なり雄大な景色が楽しめる。
外側は波風ともに高いことが多く、中〜上級者向け。
大瀬〜井田までの区間、上陸可能ポイントは皆無なので天候には注意。
大瀬崎 |
大瀬崎、井田 |
港以外は、岸は高い崖となっており、ゴロタ石の海岸が続く。
波風が強い場合は上陸できるポイントは少ない。
海水浴場は砂浜でエントリーしやすいが、
土肥・戸田港ともに大型船の出入りが多いので、横切る際は細心の注意が必要。
小下田には防波堤があり、エスケープも可能。
また、恋人岬(正式名称は米崎)直下には大きな洞窟があり楽しめる。
近くのビーチにも上陸可能で、昼飯ポイントとしてもグッド。
恋人岬は、上から見るよりも下から見る方が断然オススメである。
戸田海水浴場、小土肥、土肥海水浴場、八木沢 |
戸田、土肥 |
特徴的な色彩の黄金崎や、小島、洞窟等の見所が多い。
反面、観光船が非常に多いので、動力船には常に注意が必要となる。
岩礁も非常に多く、波を見極めるテクニックが求められる。
大浜は良いサーフィンポイントだが、カヤックには波がキツいことが多い。
堂ヶ島の天窓洞は、AM7:30に見回りが始まるので、それ以前に出てくるべし。
トンボロ現象で有名な三四郎島の浅瀬は、不規則な波が立つ。
また、こばるとあろー は
田子島と田子港の間を通るので、避ける方向には気をつけよう。
( こばるとあろーは、2003夏に営業終了となりました )
宇久須、安良里、浮島、大浜 |
宇久須、安良里、田子、浮島、大浜 |
西伊豆一のシーカヤックのメッカ。レース等の大会も開かれる。
洞窟が大小無数に存在し、探検するのはこのうえなく楽しい。
初心者にもオススメのエリア。
萩谷浜には東屋があり雨天時の休憩も快適。
岩地港は波も穏やかで、民宿も多数ありベースとしてもオススメ。
雲見の露天風呂は海からのエントリーもできる。
ただし、雲見湾内はダイビング船が非常に多いのでトラブルの無きよう。
松崎、岩地、石部、雲見 |
松崎、岩地、石部、雲見 |
文字通り波の高い難所。エスケープ場所はほとんどないが
景色・海の色とも全然違うので、中〜上級者にはオススメ。
西伊豆のハイライトとも言える千貫門(漁船も通れる穴の空いた島)や
伊浜には伊豆最長?の 100m 洞窟もある。
波勝崎では船着き場より野猿が観察できるが、食料を盗られないように注意(笑)
伊浜の 100m洞窟は満潮時以外は突入は困難なので、潮汐表を要チェック!
また、西風以外の時でも「伊浜おろし」風が吹くので、沖に流されないように。
伊浜、子浦 |
伊豆最南端の石廊崎。植生も変わってきて南国ムードがかなり出てくる。
奥石廊は比較的穏やかで、風光明媚という言葉がバッチリ当てはまり
海からは人工物がほとんど見えなくなり、水の透明度も相まって最高の景色が望める。
入間の千畳敷や、大根島の野猿もみどころの一つ。
石廊崎は黒潮分流の影響を受けるため潮の流れがキツく、昔からの船舶の難所。
入間もおろし風がキツく、入港が難しい場合もあるので天候の見極めは慎重に。
入間、石廊崎 |
入間、石廊崎 |
長い弓状の弧を描く砂浜。山に囲まれているため南風以外の場合は波も穏やかで、
手石港の中はのんびり遊ぶのには最適。カヤックサーフィンに手頃な波も立つ。
タライ岬付近には難破船が残っている。
湾の外は太平洋なのでウネリは強い。
伊豆七不思議の1つ阿弥陀屈に入るには波がない日を選ぶべし。
弓ヶ浜 |
弓ヶ浜 |