カナダ・ユーコン 2003 夏

19. エピローグ


7/6 (日) 晴れ

ツインルームの床にキャンプ装備で寝た YAS だったが、よく眠れたようだ。
シャワーを浴びて最後のパッキング。
チェックアウトし、タクシーを呼んでもらう。こういう時にはホテルは楽だ。
2人で乗れば、値段もバスと変わらない。
もうしばらくカナダに滞在する YAS とはここでお別れ。

飛行機の出発までには少々時間があるが、空港に直行する。
というのは床屋に行こうと思っているから。
出先でカットするのが好きなのだ。しかし、今回の旅ではことごとくタイミングを外してきた。
これが最後のチャンスだ。

急ぐ旅人の彫刻

さくっと空港には到着。
国際線のチェックインカウンターがわからず少々迷ったが、なんとか発見。
ホワイトホース経由のチケットを見た係員のおっちゃんが、「オーロラ見たか?」と訪ねてくる。
「白夜だから暗くならなかった。ユーコン川下りをしてきたんだよ」などと話してたら、妙にフレンドリーな雰囲気に。
飛行機はほぼ満席だったのだが、窓際の3人掛けの席を2人でキープしてくれた。ラッキー♪

ゲート集合まであと1時間ちょっと。
予定通り床屋を探すが、またしても日曜日で定休日にハマる。国際空港なんだから営業せえよ〜!
アテが外れて土産物屋をウロつくしかなかった。

免税店で土産用のメイプルシロップの小瓶等を購入。
バンクーバー市内の土産物屋では、この小瓶はほとんど置いていないのだ。
カナダドルが少々余ったので、ROOTS の安売りTシャツも買ってみる。
オリンピック記念Tシャツも販売してたけど、それは高かったのね。

機内の人

ゲート近くのカフェで最後の数ドルを使う。
今回の旅をしばし回想。
ユーコン川下り、バンクーバー、ビクトリア、ロッキー山脈。
カヌーにフェリーにバスにレンタカー、それに飛行機。
ずいぶんと欲張りで急ぎ足な旅だったけど、充実はしてたなぁと。
イヤな気分になるようなトラブルは皆無だったし、カナダ人は総じて親切で好印象。

鈴も無事にゲートに辿り着き、機内の人となった。
呑気な2人のフリーランスおやぢには日本で仕事があるのだろーか?(笑)
フライト・アテンダントのおばちゃんが最後に写真を撮ってくれた。

おわり


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