北海道 ツーリングレポート 2002 夏

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第 1 話 : 大洗発苫小牧行き


学生時代からの友人でカヤック仲間のしゃり君が札幌に転勤しかも単身赴任となった。
にわかに歴舟川下りの話が動き出し、 三井商船フェリー の予約も最後の1席が取れた。
しゃり君のクルマとおいらのバイクを組み合わせれば川下りにも都合が良い。
知床に一緒に行った林゛さんも無理矢理夏休みを合わせることができそうだ。

8/24 (土) 晴れ

フェリーは深夜発なのだが、その前に「ツインリンクもてぎ」で3耐を観戦するため、朝早く家を出る。
Fタイヤを K180 の太足に換えたブロン子ちゃんは高速安定性とオンロードの静粛性が良くなった。
しかし高速道路で 100km/h 出すと燃費がガクっと落ちる。もう少しパワーが欲しいかな。

レースを見終え、なんだかんだでサーキットを出るのが遅くなってしまい、
21時過ぎに水戸IC近くで夕食。GS のあんちゃんに大洗までの道を聞いて、R50 バイパスを疾走。
R6 を横切って県道106 とおぼしき山の中の狭い道へ。
大洗は初めて。しかも夜なので現在位置がよくわからない。ようやく出現したサンクスで買い出し。
道を聞いてみたら、あと信号3つで着くとのこと。おお野生の勘炸裂。方向感覚だけは良いのだ。

予定通り 22時に到着。既にバイクも20台程度来ていた。最近の流行りか大型スクーターが多い。
クーポンが2等の雑魚寝部屋だったので、2等寝台に換えられないか聞いてみたところ
乗船終了後、空席があれば可能だが、乗り場ではわからないため船内で聞いてくれとのこと。

さんふらわあ つくば

フネは「さんふらわあ つくば」だった。
考えてみると今は亡きサブリナ/ブルーゼファー以外のフェリーに乗るのは久しぶり。
まずは2等雑魚寝部屋へ行ってみると、予想通りの満員でどうも落ち着けそうにない。
フロントに変更を申し入れたところ、差額を払って無事に2等寝台へ入ることができた。
インターネット予約分の枠では残りゼロだったが、2段ベッドの上段には空きがけっこうあった。

ちなみに、2等寝台には 100V のコンセントも1つ付いているので、
ケータイやデジカメの充電にも至極便利である。
さすがに電波は入らないので、デッキに出る必要があるのだが。

初めてのフネなので、とりあえず船内を探索。
フロントの廻りのロビーは狭いけれど、上階にはスペースがある。進行方向が見えるロビーは残念ながら無い模様。
現在位置を示す GPS の画面もないようなので、今どこにいるかもよくわからないのが少々寂しいかな。
少々疲れていたので、風呂は明日にまわして眠ることにする。

本日の走行距離:307km


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